X線TV検査(X線透視撮影)
情報発信元: 診療技術部 放射線室
最終更新日:2017年12月1日(金曜日) 09時06分 コンテンツID:2-5-204-1642
最終更新日:2017年12月1日(金曜日) 09時06分 コンテンツID:2-5-204-1642
X線TV検査(X線透視撮影)は、連続してX線を出してリアルタイムに観察部位を写し出す検査方法です。リアルタイム動画なので、患部を観察しながら向きを変えたり、造影したり、圧迫したりして、最も見やすい状態で撮影することが出来ます。テレビのようなモニターで観察するので、X線テレビなどという言われ方をします。
X線TV検査室 |
![]() 嚥下造影 |
![]() 上部消化管造影(胃) |
![]() 脊髄腔造影(ミエログラフィ) |
胃や腸の観察をはじめ、カテーテル挿入時にどこまで進んでいるかの状態を確認したり、表面からは見えない患部の処置時などに使われます。また、通常のX線撮影ではわかりにくい、柔らかい臓器(胃・腸)や神経などは造影剤(バリウムなど臓器に合わせた薬剤)を使用して写し出すことが可能です。
2015年に更新された当院のX線TV装置は、FPD(フラットパネルディティクタ)方式を用いているため、従来のX線TV装置と比べ画像に歪みが少ない広い視野が確保できます。被ばく量も従来の装置と比べ少ないです。
★注意★
当院では、人間ドックや住民検診での胃バリウム検査は行っておりません。