最新の乳房撮影装置(マンモグラフィ装置)を導入しました
最終更新日:2021年6月3日(木曜日) 09時17分 コンテンツID:2-5-204-2388
令和2年11月、当院に最新のマンモグラフィ装置が導入されました。従来の装置と比較して被ばく線量が少なくなり、病変の検出率が上がるなど、これまで以上に有効な画像診断が行えるようになりました。
★装置の特徴 FPD(フラットパネルディテクター)と呼ばれる感度の高い検出器を用いたマンモグラファフィ装置で、今までの装置よりも少ないX線の量で、撮影ができるようになりました。
3D(トモシンセシス機能)を搭載した装置で、病変の検出率の向上が期待できます。
♦3D(トモシンセシス)機能について♦
角度を変化させて撮影しデータを収集することで、1mmごとの断面像の作成が出きる機能です。
通常のマンモグラフィ装置(2D)
厚みのある乳房で、中身(乳腺・脂肪・病変など)がすべて重なっている。
『がん』があっても隠れてしまっている可能性がある。
【3D画像】
3D撮影をすることで、今まで(2D画像)重なり合ってわからなかったものが見えるようになったり、重なって病変に見えていたものが正常であると分かるようになる。
トモシンセシス(3D)撮影をすることで良性・悪性の鑑別など病変の情報量が増加します。
※3D撮影では、2D撮影と比べて乳房を圧迫(抑えている)時間が20秒ほど長くなります。
★乳房を押さえる際にも痛みを和らげる優しい設計となっていますので、安心して受診してください。
★撮影は女性技師が担当します。
★X線を使用する検査です。妊娠中・妊娠している可能性のある方はスタッフに申し出てください。
当院では皆さまに安心してマンモグラフィ検査を受けていただくために、3つの認定を受けています。
・施設認定(マンモグラフィ検査をするに当たって適した装置である)
・認定医師(マンモグラフィを読影するのに十分な知識を持っている)
・認定技師(マンモグラフィを撮影するのに十分な技術を持っている)
♦お知らせ♦
・乳腺専門外来:月曜(午後)要予約 澤崎医師
・人間ドック、南砺市乳がん検診 受付中!
人間ドックTEL:0763-53-2267(お電話は14時〜17時にお願いします)