MRI検査

情報発信元: 診療技術部 放射線室
最終更新日:2023年1月5日(木曜日) 09時44分 コンテンツID:2-5-204-410

MRI検査とは

MRI検査とはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略で、非常に強い磁石と電磁波の共鳴作用により、体内の水、脂肪、血流等の情報を画像化します。


頭部

脳血管

腰椎

さまざまな情報を持つ画像を取り出すため、撮影時間は、30分〜1時間程度かかり、CT検査と比較すると検査時間は長くかかります。
また、検査中は、非常に大きな音がします。
装置の形状により、検査中は狭いトンネルの中に入る形になります。
必要に応じて造影剤を使用する場合もあります。
MRI検査は一般撮影やCT検査とは異なり、放射線を使用しないため放射線被ばくがないことが特徴です。





【当院のMRI装置の紹介】


当院では、現在1.5T(テスラ)のMRI装置が稼動しており、さまざまな部位(頭部・頭頸部・脊椎・胸部・腹部・骨盤・関節・四肢)の疾患に対して必要な情報を画像にしています。


  MRI装置を更新しました(平成30年4月)



【MRI検査を受けられる患者様へ】

 ((注意))

  @MRI検査では、以下の方は検査が受けられません!!

  MRI検査室では非常に強い磁場が発生しています。以下に該当する方はMRI検査を受けることができませんので、ご注意ください

 

  !!検査を受けられません!! 

    1.ペースメーカーを装着されている方。

    2.人工内耳を装着されている方。

 

  !!検査が受けられない場合があります!!

    3.可動性の義眼を装着されている方。

    4・入れ墨(眉やアイラインの入れ墨も含む)のある方。

    5.閉所恐怖症の方。

    6.妊娠中の方。

    7.脳動脈クリップなど、体内に金属がある方。

 

  A検査室に持ち込めないものがあります!!

  MRI検査室では非常に強い磁場が発生しています。磁石にひきつけられたり、破損の恐れのあるもの、画像に影響するものについてあらかじめ取り外していただきます。

  検査を担当する放射線技師が、検査直前に最終確認を行いますので、ご協力をお願いいたします。

    例)めがね・時計・鍵・カード類・携帯電話・湿布・入れ歯など



○ほとんどの検査は、30分〜1時間程度かかります。

 詳しい検査内容や時間については、当日検査担当技師が説明いたします。

○腹部・骨盤の検査では、検査予定の前の食事(午前の検査であれば朝食・午後の検査であれば昼食)を食べずに来院してください。お茶・水は普段通り飲んでいただいて構いません。

牛乳・コーヒー・ヨーグルトは避けてください。

○食前・食後に定期的にお薬を内服されている方は、医師にご相談ください。

       詳しくは事前にお渡ししますパンフレットをご覧ください。

 

○撮影中は、体を動かさず楽にして検査をお受けください。

 体を動かしますと、きれいな画像が得られず診断に影響しますので、よろしくお願いいたします。

○検査中は、トントン・ガーガーなど大きな音が発生しますが、磁石から出る音ですのでご安心ください。大きな音をやわらげるために音楽を流したヘッドホンや耳栓をご用意しております。

○撮影部位によっては長めの息止めをお願いすることがあります。できるだけご協力いただきますようお願いいたします。

○妊娠中またはその可能性のある方は必ず検査前に主治医または放射線技師にご相談ください。

 

その他、ご不明な点がございましたら放射線技師にお尋ねください。

 



  ◆ 杉本技師が『磁気共鳴専門技術者』を取得 ◆

 

 『磁気共鳴技術者』はMRIに関わる認定資格です。装置の仕組みや撮影方法など、MRIの幅広い知識や技術が必要となります。県内の資格保持者は2022年現在で17名と多くはありません。

 当院では『磁気共鳴専門技術者』を持った職員がMRI検査を担当します。検査の際には安全面に十分配慮し、目的に応じた適切な画像を提供します。分からないことや心配なことがあれば、なんでもお気軽にご相談ください。

 



磁気共鳴専門技術者認定証

診療技術部 放射線室

住所:〒939-1724 富山県南砺市梅野2007番地5
電話:0763-53-0001