リハビリ菜園のあしあと その4 2011年
情報発信元: 診療技術部 リハビリテーション室
最終更新日:2012年3月14日(水曜日) 09時12分 コンテンツID:2-5-207-499
最終更新日:2012年3月14日(水曜日) 09時12分 コンテンツID:2-5-207-499
今年のリハビリ菜園を終えて・・・
リハビリ庭園に咲くコスモス |
秋も深まってまいりました。
リハビリ庭園の「やまぼうし」の木の葉も少しずつ色づいてきました。
リハビリ菜園にて育てていた野菜たちは、患者さまの的確なアドバイスのおかげで大収穫となりました。
日々野菜の成長を楽しみにされる患者様が多く、外に出る機会が増え病室では見ることのできない生き生きとした笑顔と出会うことができました。
触れる・香をかぐなど、五感を通じてふれあい、野菜の成長とともに四季の移り変わりを感じることで、心を落ち着かせることができました。
また、園芸を通して患者様同士やスタッフ間で栽培・調理方法の話や、働き盛りだった頃の思い出話に花が咲き、交流を深めることにもつながりました。
園芸療法は高齢者の方に馴染みある作業活動として取り入れられているリハビリテーションのひとつですが、当院でも園芸を行い、心と体のリハビリや生きる力の回復に大変効果があったと感じました。
今年、患者様から教えて戴いたたくさんの知識を参考に来年も取り組みたいと思います。
作業療法士 表 智子