X線CT装置を更新しました。

情報発信元: 診療技術部 放射線室
最終更新日:2012年2月8日(水曜日) 12時24分 コンテンツID:2-5-204-534

X線CT装置を更新しました。

 当院では、平成23年12月より64列クラスで最新鋭のCT装置と画像処理を行うコンピュータが導入され、稼動を開始しています。
 《新CT装置で撮影された画像》


心臓(冠動脈)CT 

大腸CT(仮想内視鏡画像)

頭部血管画像



CT装置は、3大成人病(心臓病・がん・脳血管疾患)の早期発見に貢献します。

【!心臓CT検査が可能に!】  

心臓カテーテル検査に代わり、胸痛を訴える人の心臓疾患の検査として注目されています。当院に導入されたCT装置で検査ができます。CT装置による心臓検査は心臓カテーテル検査と違い、外来で短時間に行え、身体的負担も比較的少ない検査です。





【!注目の大腸CT検査も当院で検査可能!】

実際に内視鏡を大腸の中に入れることなく、CT装置で撮影された画像を処理することで、大腸の内部を調べる検査です。肛門から炭酸ガスを送気し、大腸を膨らませてCT装置で撮影をします。内視鏡検査とくらべると身体的負担も少なく、 比較的安全に検査が行えます。

 また、当院では自動炭酸ガス送気装置が導入されました!炭酸ガスは空気よりも吸収が早く、検査時の腹部不快感が少ないので、患者様の負担が軽減されます。





【脳血管疾患の早期発見】 

脳梗塞やくも膜下出血など、脳血管の病気はマヒなどの後遺症を残すことも多く、経過が悪いと言われています。病気が発症する前に血管の状態を確認し、早期発見することが大事です。

CT装置では、これまでよりも細かく病気の部分を観察することができ、診断能が向上しています。

また、3D表示することで、病状・治療方針などの説明の際に病気の位置や形が大変分りやすくなります。


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