病院のご案内

院長あいさつ

院長写真   3年続いたコロナ禍でしたが、2023年5月8日より、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されました。しかしながら当院では、引き続きコロナ患者さん用に2床の病床を確保し、発熱外来や病院の入口での体温測定も引き続き行うなど、当面の間は、ほぼ現行通りの運用を予定しています。ただし、他の公的病院の動向も確認しながら、今後緩和が必要な事については、慎重に検討しながら進めていきたいと考えています。
  さて、当院の6階には療養病床がありますが、国の方針により、2023年度末までに療養病床の中の介護病床の廃止、または転換が求められています。当院では、介護病床の24床を医療病床に転換して、既存の医療病床と合わせて計45床とし、現在の入院基本料1から2に変更する予定にしています。入院基本料を下げることにより、医療区分1の患者さんでも、ある程度受け入れることができるようになります。医療病床への転換後も、近隣の病院との連携を密にしながら運用していきたいと考えています。
  当院は今後も地域に密着した医療を目指し、地域医療のニーズに応じた医療サービスの提供を行うために、引き続き、急性期から回復期、慢性期までの病床機能を持つケアミックス型病院として、患者さんの病状に応じて適切な治療を行い、在宅や介護施設への復帰支援を積極的に進めて行きたいと考えています。2024年度からの医師の働き方改革も迫ってきており、これまで以上に大学医局との連携を密にし、近隣の病院、施設の皆様の御支援をいただきたく思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


  
公立南砺中央病院
  院長  三浦 利則